※「やすらぎコーナー」※

 

新着! 9/15定期更新しました。以下の情報は、「NHK 趣味の園芸」から流用しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リンドウ:秋の山野草の代表的なものです。本州、四国、九州に分布し、人里に近い野山から山地の明るい林床や草原に見られます。人気が高く、薬草としても広く知られています。
春に細い芽が伸びてきて、ササの葉に似た細い葉をつけ、茎は次第に立ち上がります。夏が過ぎると茎は次第に横に倒れ、秋が過ぎたころから、先端に小さな蕾をのぞかせます。蕾は渦状に巻いた状態で、日を追うごとに伸びます。そして、暖かい日ざしのなかで、青紫色で5裂した筒状の花を数輪開きます。

 

 

 

ゼフィランサス:白い花を咲かせるタマスダレとピンク色の花のサフランモドキが最もよく親しまれています。特にタマスダレは耐寒性もあり丈夫で、放任でよくふえます。
分球してよくふえるので、花壇や芝生の縁取りなどに群植するときれいです。1つの花は数日間程度と短命ですが、次々と新しい花茎が出てくるので、密植すると数週間楽しめます。

ポーチュラカ:シャモジ形で多肉質の葉と茎をもち、暑さや乾燥に非常に強い植物です。地表を覆うように育ち、日光を好み、日当たりの悪い場所や天候のよくない日は花が咲きません。もともと、朝咲いた花は午後にはしおれてしまう性質でしたが、近年、夕方まで咲き続ける品種が多く出回るようになりました。マツバボタンも、同じポーチュラカ属です。こちらも寒さに弱い品種が大半で、性質はポーチュラカに似ています。

キキョウ:東アジアに広く分布する多年草です。日当たりのよい草原に見られますが、国内ではそのような場所が激減したため絶滅危惧種になっています。茎はまっすぐに伸びて高さ10120cm、先端近くに直径57cmの花を110数輪咲かせます。根は太くまっすぐに伸びて、ニンジンを小ぶりにしたような形です。この太い根は漢方薬にも利用されます。